2014年2月2日日曜日

都知事選まであと一週間 都民の方へ


東京都知事選まで後一週間。
もしこのブログを覗いてくださるあなたが、投票権を持っている都民の方だったら、そしてもしも、なんとなく今度は舛添さんではないかと思っていらっしゃるなら、ちょっと話を聞いてください。

舛添さんは、今の自民党政権が支持している候補です。舛添さんを勝たせるということは、今の政府のやっていることに「いいぞ、問題ない、このまま行け」というサインを送ってしまうことになります。

あなたは最近、与党が言論の自由を奪う特定秘密保護法を、世論の圧倒的な反対も顧みず、充分な議論も尽くさずに、ゴリ押しで成立させた、あのやり方に賛成ですか? 
近隣諸国ばかりでなく、国際世論、しかもアメリカさえも憤慨させながら、靖国神社参拝をした首相の思慮のない行為を肯定しますか?
世界最大規模の原発事故を起こして収束の目処も立たないこの地震大国で、まだ原子力発電所を再稼働させ、その上海外輸出までしようという政権を支持できますか? 被害者の救済もできず、日々、食物を汚染し、世界の空気と海を汚染し続けていることを考えてください。

もし、支持できるなら、何も言いません。

でも、それはちょっと違う、とお思いになったら、舛添氏とは違う候補への投票を考えてみて下さい。この選挙は、あなたの意思で政治を変えるチャンスです。

あなたがもし、原発だけはやっぱり止めなければと思うのであれば、細川さんへの投票を考えてみてください。細川さんを応援している小泉元首相は、「原発以外は誰がやっても同じ」と仰っています。ということは他の点では舛添さんとあまり違わない政治になるのではないかと思いますが、ともかく、細川=小泉の元首相コンビが、脱原発に本気なのだけは確かだと思います。元首相の誇りにかけても、与党に圧力をかけて原発ストップだけは実行してくださると信じます。細川氏に一票投じることは、既に申請されている原発の再稼働をストップさせる力になるでしょう。

脱原発はもちろんですが、石原=猪瀬都政下で東京は生きにくくなった、という感じを抱いているのであれば、宇都宮さんへの投票を考えてみてください。宇都宮さんは、具体的な政策を沢山持っています。たとえば認可保育園を増設して安心してお母さんが働けるようにする政策を保育士を増やすこと、保育士の待遇改善とセットで考えています。法定最低賃金を諸外国並みに上げて、労働者を守ること。原発事故で東京に避難している方たちへの援助。大株主として東京都が東京電力の原発再稼働に反対すること。ソウル・北京・東京と都市レベルで友好を求める外交を行うこと、他にもいっぱいあります。是非、HPhttp://utsunomiyakenji.com/policy/#box04をご覧になってください。あなたが密かに希望していることにも回答が用意されているかもしれません。ヤクザにもひるまず率直に話をし、アメリカの妨害にも敢然と立ち向かい、多重債務者救済の法律を与党議員も動かして作らせた宇都宮弁護士は、政策が具体的なだけでなく、政策実行能力もある方だと思います。

なんとなく舛添さんに投票しようと思っている方は、ほんとうに都政を任せられる人であるかどうか、政策をじっくり検討してみてください。舛添氏が強力に押している国家戦略特区は、企業、特に外資が活動しやすくして経済を活性化させるそうですが、こういう内容です。

雇用の規制緩和や混合診療などの医療規制の緩和、道路や上下水道事業など公共インフラ運営に株式会社参入や、株式会社による公立学校運営。5年以上非正規雇用なら正規雇用への転換を義務付ける労働契約法を見直し、要件を満たせば、延長や解雇を可能する。規制は取り払い同一労働同一賃金を目指す。混合診療の枠を拡大し、高額医療に一部医療保険の適用を認める。

同じ「保育園待機児童ゼロ」を言っていても、規制を緩くして、一人の保育士さんが多人数の子どもの面倒をみる、というような悪環境での保育でよいかどうか、企業はたしかに優遇されても、働く人は使い捨てのような状況になってよいかどうか、景気と雇用のプラスマイナスを天秤にかけて、よく考えてみてからにしてください。

街頭演説にさっぱり人が集まらない舛添氏の「圧倒的勝利」が、なぜか予想されていますが、選挙は当選だけがすべてではありません。有権者の意思を表す機会なのです。たとえ、自民党の推す候補が最終的に勝ってしまっても、脱原発候補二人の得票数が、舛添候補の得票数を上回れば、東京都民の民意は脱原発であることが示せます。

あなたの一票をムダにしないでください。

2014年1月31日金曜日

マブルーク・ラシュディの書き下ろし短編「プリンスの鏡」


文學界2月号に、『郊外少年マリク』の著者、マブルーク・ラシュディの書き下ろし短編「プリンスの鏡」を訳出しました。
日本の雑誌が海外の作家に直接、書き下ろしを依頼するというのは珍しいことですが、この小説、この意外な企画が生きた作品になっています。

訳者にとっては、訳し甲斐のある、なかなか楽しい仕事でした。日本語になりにくくて苦労もしましたが。

文學界』のウエブサイトに行くと、冒頭部分が読めるようになっています。

http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/

この号にはラシュディと並んで、
  • 美徳 書き下ろし海外小説  董啓章 藤井省三 訳
  • 包囲 翻訳  タマシュ・ドボズィ 藤井光 訳
  • が掲載されていて、いずれもとても面白いです。

    特集も面白そうでしょう?

    なにしろ2月号。今はもう日本では21日。もうすぐ、店頭から消えてしまうと思うので、まだお読みになっていない方は是非、本屋さんへ!



     
    それにしても、なんでこんなにお知らせが遅れたかというと、それは一重に私の怠慢。
    自分の仕事を宣伝しないでいったいなんのブログでしょう!!!

    けれどひとつ言えるのは、雑誌が届かなかったんです。父の葬儀を済ませて戻って来たフランスに届いているかと思ったらまだで、遅れているのだろうと待っていたら20日になってしまったんです。それでも届かないので問い合わせたら、間違いがあって送られてなかったそうで、編集者さんが急いで送ってくれて届いたのが一週間前。
    しかもいざブログに載せようと思ったら、カメラが壊れていて写真が撮れない。このカメラ、去年の11月に買ったのに、バッテリーがだめになっていて充電できないんです()

    でも、とても幸運なことに、東京の友人が撮ってくれた写真があるので、お借りしてアップしました。

    ですから、やはりお知らせが遅れたのは、情状酌量の余地なし、ただただ私の怠慢なのです。

    2014年1月6日月曜日

    仏様のガレット

    今日1月6日は、フランスではエピファニー(キリスト公現祭)といって、ガレット・デ・ロワ(王様たちのガレット)というお菓子を食べる日です。 

    エピファニーは、星の知らせでキリストが生まれたのを知った東方の三博士(王)が、厩に救い主を訪ねて来た日ということで、クリスマスに始まるキリスト降誕祭の最終日ですが、いまどきのフランス人には、そんなことより、まずガレット。パイ生地の中にアーモンドパウダーで作ったフィリングが入った、わりと素朴なお菓子。面白いのは中にフェーヴと呼ばれる小さな固いものが入っていること。数人で切り分けて食べたときに、このフェーヴが入っているのが当たると「王様」になれるというので、老若男女、ワイワイ、お菓子を囲むのが楽しいのです。ふつうは、大人が切り分けている間に、一番小さい子どもがテーブルの下に隠れて、「それはおじいちゃんに」「それはお姉ちゃんに」というように、見ないで皆に振り分けます。 

    さて、今、私は東京にいるのですが、久しぶりに外出したところ、日本橋の三越の地下で、ガレット・デ・ロワに遭遇しました。日本の家族にフランスの伝統菓子を、王様ごっこの風習ごと食べさせてやろうと、これをひとつ購入することにしました。ところが・・・ 

    「フェーヴ、おつけしますね」 
    と、レジで袋に入った小さなフェーヴをおまけのように付けてくれるではありませんか!!!  
    「フェーヴは中に入っているんじゃないんですか?」 
    と訊くと、 
    「あぶないので、中には入れません。ご希望でしたらご自分で入れてください」 
    え、そんな・・・ 

    けれど次の瞬間、私はにっこりしました。 
    実は、年末に父が他界したのです。実家のリビングには、大きな遺影のある祭壇が鎮座していて、食事やお茶のたびごとに、お供えをしています。 
    だから、このガレットのフェーヴは、お父さんのに入れてあげよう。 

    考えてみれば、フェーヴを中にいれない気遣いも理解できます。みんながフェーヴを探しながら食べるフランスとは違って、そんなものが入っているとは知らない人が多い日本で、うっかりフェーヴを呑み込まれて幼児や老人になにかあっては困ります。だいたい、老人の死の引き金を引くのが、「誤嚥」であることは多い。母は、父の具合が急転したのが、「誤嚥」のせいではないことを知って、とても救われていました。でも、今はもう、誤嚥の怖れもなく、お父さんにあげられます。 

    仏教でお葬式をして戒名もいただいた父が、エピファニーのガレットであの世で王様になれるのか、真面目に考えるとあまり自信がなくなってきますが、どうもまだ、この辺りを漂っているような魂に幸せなことがありますように。 

    *******
    この話には後日談があります。今朝、葬儀でお世話になった業者の方が、お位牌の相談にいらっしゃいました。お茶を出すときに、余っていたガレットを切り分けたところ、仏様にお供えしようとした最後の一切れに、アーモンドが入っていました。日本では、のどに詰まると危ないフェーヴの代わりに、噛み砕いて食べられるアーモンドを入れていたことがそのとき分かりました。そして私が小賢しいことをしなくても、フェーヴは「お父さん」に当たったのでした。(1月8日)

    2013年12月6日金曜日

    秘密保護法が国会通過した日


    朝、起きるとネルソン・マンデラが死んでいた。
    世界中の国家元首、首脳から弔辞が寄せられていた。
    秘密保護法案が参院でもまた強行採決されようとしていたこの日、日本の首相はどのツラ下げて、マンデラに弔辞を送るのだろうと思った。

    秘密保護法案は、言論の自由を損ない、人権に抵触する法案だ。国連人権高等弁務官が異例の懸念表明をしたくらい。

    けれど、連日大きくなるデモも、学者、芸術家、ジャーナリストなどの数々の団体の反対声明も、地方議会の慎重審議を呼びかける議決も無視し、国会は力づくで議論を打ち切り、数の力で採決を強行した。衆院でも参院でも、合計4回も。

    悪夢のようだ。

    議論も尽くさず、そんなに急いでなりふりかまわず法案を通したのは、議論すればするほどボロが出ると知っているから? 戦争をする国に日本を作り変えるのに早くしなければならない理由があるから?

    それにしても、どこまで国民をバカにしているのだろう。「可決後、ご説明いたしますから、ご理解、ご安心いただけると思います」。ご理解いただいてから採決するのが民主主義なのは、小学生でも知っているはず。

    マンデラの死んだ日、日本では民主主義が大きな打撃を受けた(「死んだ」とは言わない)。どうしてこんなことになってしまったのか、と思うと目がくらむ。

    秘密保護法案の可決を何より恐れて来た、この数ヶ月、特にこの一ヶ月。
    でも、可決されてしまった今、私には、多くの人と同じように、「抵抗を続けよう」という気持ちだけがある。抵抗する人を助けたいと思う。

    施行されるまでにはまだ時間がある。打つ手はある。

    頑張りましょう。

    *******
    おまけ
    Facebookで流れてきた「今日の名言」より
    「何もせず、何も言わず、不正に立ち向かわず、抑圧に抗議せず、それで自分たちにとっての良い社会、良い暮らしを求めることは不可能です。(ネルソン・マンデラ)

    2013年10月17日木曜日

    フランスで、また高校生デモ


    今日は、フランスの高校生が、不法滞在のコソボ人の15歳の少女とアルメニア人の19歳の少年の国外退去処分に対し、マニュエル・ヴァルス内相に抗議し、フランスへの帰還を求めて、各地でデモをし、パリでは1万人を集めました。

    不法滞在といっても、長年フランスで暮らし、学校に通って来た級友。それが警察に捕まって本人には馴染みもない「母国」に返されるのを目の当たりにする例は、多くのフランスの子どもが目にしています。

    今回は、左翼政権になったのにサルコジの時代とまったく変わらず、ロマの人々を迫害したり、こうした対移民強硬策をとるヴァルスに対する違和感、失望と怒りが一気にあふれ出たのだと思います。(左翼政権になってから生徒が国外退去になるのは5人目)

    それにしても、高校生がデモをするたびに、日本でこういう光景を見ることは絶対にないだろう、フランスの高校生はすごいな、と思います。

    「フランスは本来、自由、平等、博愛の国であるはずなのに、この国に適応し、教育を受けている人間を、教育の場に警察が踏み込んで逮捕し、その将来を奪うということが許されますか」
    と、インタビューを受けていた高校生が言っていました。

    現実のフランスは理想とはかけ離れているけれど、それでも高校生がこんな風にまっすぐ言えることを羨ましく感じました。

    また、ヴァルス内相は八方から批判の的になり、政府は内相辞職は考えていないらしいものの、処分された子どもの処遇は考え直すことになりそうで、日本の政府とは違って、デモを無視するようなことはないようです。

    ところで最近、フランスは、市町村選挙の投票権を「16歳以上」に引き下げました。こういうデモを見ていると、16歳はとうぜん、政治参加する資格を持っていると思わせますね。

    日本でも、選挙年齢を引き下げたらいいという議論がありますが、高校生に選挙権を持たせて、政治参加の責任を促すというのも、もしかしたら良いのかもしれません。

    2013年9月29日日曜日

    パンプキン・フランのレシピ


    秋ですね。


    パンプキン・ケーキのレシピをブログに載せてからなんともうすぐ一年…

    「次はフランを作ります。乞う、ご期待」と書いたことをすっかり忘れていました。

     それで、作ったのがこれです。

     

     

    パンプキン・フラン

    材料(6人分)

    市販のタルト生地 1本 (なければ自作)
    卵3個
    砂糖100g (甘さ控えめなので、甘い方がよい方は120g
    コーンスターチ 25g
    小麦粉 25g
    牛乳 250cc (かぼちゃのピュレに水分があまりないときは、牛乳の量を増やしてください。)
    塩入りバター ひとかけ
    バニラ 小さじ半分
    かぼちゃのピュレ 250g
     

    1、      かぼちゃのピュレを作る。皮と種をとったかぼちゃを切って少量の水といっしょに鍋に入れ、火にかける。柔らかくなったらミキサーにかける。

    2、      オーブンを180度に温め始める。

    3、      タルト生地を直径28センチの型に広げて冷蔵庫に入れておく。

    4、      ミルクとバターを鍋にいれて火にかけ沸騰させる。

    5、      ボールに、卵と砂糖とバニラを入れて撹拌する。

    6、      にコーンスターチと小麦粉を加えて混ぜる。

    7、      にかぼちゃのピュレを加える。

    8、      に4のミルクを少しずつ加えながら泡立て器で混ぜる。

    9、      を鍋に戻し、火にかけて、少しもったりしてくるまで、底が焦げ付かないように絶えずかき混ぜる。

    10、少しとろっとしてきたら、冷蔵庫に入れてあったタルト生地を敷いた型に流し込み、オーブンに入れて35分から40分焼く。

     

     いきなり変化球でオリジナルの「パンプキン・フラン」でしたが、ふつうのフランが作りたいときは、牛乳が500cc、コーンスターチと小麦粉はそれぞれ40gになります。
     

     
     フランというのは、日本では意外に知られていませんが、フランスでは、田舎町や気取らないパン屋さんで売られていて、気取ったお店では売っていないような実に素朴で庶民的なお菓子です。カスタードクリームを固くしたような感じで、見かけも無骨だし、長年の間、私はまったく心惹かれませんでした。

     ところが、ドイツに住んでいる従姉のご主人のベルギー人(ややこしい)が、これが好物で、「昔、フランスで食べたあのお菓子が忘れられない、レシピを教えてくれ」と言うので、食べたこともないお菓子のレシピを、あっちこっち探して見つけて送ってあげたのです。

      すると今度は「レシピ通り作ると二層に分離してしまう。どうしたらいいか」と来た。仕方がないので、分離しない方法を見つけるために、自分で試作するはめに。

    けれど作ってみたら、これが美味しくて家族にも大ウケ。以来、私のお菓子レパートリーに入りました。

      だから9番の、「鍋に戻し、火にかけて、少しもったりしてくるまで、底が焦げ付かないように絶えずかき混ぜる。」というところは、分離させないコツなんですよ。
     
     でも、やらなければ下が羊羹のようにもちっとし、上がシブーストのようにふわっとした二種類の食感が味わえる、フランとはまた別のお菓子になりますから、お好きな方はそれもいいかも。二層に分かれたところがまた、おしゃれかも。私は失敗作のほうも、好きです。

     パンプキン・ケーキのレシピと合わせて、お楽しみください。

    2013年9月14日土曜日

    パブリックコメントを書く

    都合の悪い情報は国民の目に触れさせない、異なる意見を持つ人間は取り締まり、思想、言論の自由を制約する…

    遠い学校時代に教室で習った「戦前」の悪法が、「特定秘密の保護に関する法律」という名前でリニューアルしてカムバック、もうすぐ国会に提出されようとしています。

    その前に、私たち国民が、反対の意見を表明できる機会があります。9月17日までのパブリックコメントの受け付けです。


    というわけで、私も駆け込みで、たった今、パブコメを官房内閣情報調査室に送りました。
    こんなもの。↓


     内閣情報調査室御中

    特定秘密の保護に関する法律案を読みましたが、私は、この法律に反対します。


    まず第一に、対象となる特定秘密の範囲が広すぎて、なんでも「秘密」にされてしまう危険が大きすぎます。

    そしていったん、特定秘密に指定されると、その漏えいや取得、つまり内部告発や取材活動が処罰されることになってしまいかねません。

    これは、国民の知る権利を奪うことになります。日本は民主国家であり、本来、主権は国民にありますが、重要な情報を知ることができなければ、主権を行使することができません。たとえ、選挙があったとしても、偏った情報に操作された国民の意思表示は、民主主義国の民意とは考えられないものになります。

    また、特定秘密に指定されたものを、国民に知らせようとする行為、つまり正常な報道や意見表明が厳罰に処されるということは、日本の社会から、言論の自由を奪い、弾圧するということになります。

    時の権力者が自分の意のままに情報を操作し、異なる意見を持つ人間を取り締まることを可能にします。

    これは明らかに憲法に違反しています。
    このような危険な法律を作る理由はどこにもありません。

    私は、主権を持つ国民のひとりとして、憲法が私に保障している権利を守りたいと思いますし、守る義務があると思います。

    特定秘密の保護に関する法律案は破棄していただきたいと思います。

                                    以上


    パブリックコメントを送られる方は、こちらのブログにリンクがあり、簡単に提出できます。http://nohimityu.exblog.jp/20720759/
    名前や住所などの個人情報は任意です。私は書いてしまいましたが、書かないことをお勧めします。

    私の意見なんか、どうせ… と、書く前から何もしないを決め込む人もいるかもしれないけれど、

    なにもしないということはニュートラルじゃない。だって、今までなくて困らなかった法律なんですよ。ニュートラルというならむしろ、作らせないことでしょう。反対できるときにしないということは、この法律の成立に加担することでもあると気がついてください。



    といっても、書くのは大変ですよね。 文面は日弁連の作ってくれた文例集が参考になります。私も参考にしました。コピペでそのまま出すのは、気がとがめるかもしれません。けれど、時間のない方はそれでも出さないよりよいと思うので、ぜひ利用してください。↓

    http://nohimityu.exblog.jp/20725356/

    法律案はここから読めますが、http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060130903&Mode=0

    理解するには、日弁連の、「特定秘密の保護に関する法律案の概要」に対する意見書が、役に立ちます。↓
    http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2013/130912.html



    中曽根内閣のとき提出された「国家秘密法案」は、一般市民とマスコミの反対で、廃案になったそうです。

    1985年にできたことが、2013年にできない理由がありますか?