2014年12月1日月曜日

自分の一票では何も変わらないと思っている人へ

あなたの投票しない一票で、政治はすでに変わっています。
あなたの投票しない一票は、安倍自民党が好き勝手をやるために使われました。

今の日本の政治が良いとは思わないけれど、自分の一票では何も変わらないからと投票しない人に、考えてもらいたいと思い、これを書いています。ちょっと耳を貸してください。

全有権者のわずか20%ばかりが投票した自民党が圧倒的な議席を占めて、数の力を背景に問答無用でゴリ押しするようになってしまったのは、棄権する人が多かったからです。

集団的自衛権
「日本が攻撃を受けたわけではないのに、戦争をする」ということは、戦後ずっと日本国憲法によって「出来ない」ことだったのに、安倍内閣が勝手に「出来る」ことにしてしまいました。

本来なら、憲法9条を変えなければそういう変更はできないはずなのに、国会で話し合うことすらせずに閣議決定で決めてしまったのです。

こういう大事なことは、国民的な議論を行って、国会できちんと話し合われるべきだということに反対の人はいないでしょう。

特定秘密保護法
何が秘密になるのか分からないのに、秘密と決められたことを知ろうとしただけで罪に問われるという、報道・言論の自由を踏みにじる法律を、充分な討議もしないまま、数にまかせて強行採決しました。

「スパイとかする特別な人だけが取り締まられるのだから自分は関係ない」と思っている人は、70年前の戦争の前や戦争中には、なにもしていない普通の人もスパイ容疑で捕まったことを思い出して欲しいです。


日本の言論はすでに損なわれています。国際ジャーナリスト団体が発表する報道の自由度ランキングで、日本は2010年の11位から2013年は54位、今年はさらに59位と坂を転げ落ちるように順位を落としています。安倍内閣は露骨に報道機関に圧力をかけ、テレビを筆頭とするマスメディアは萎縮して、政府の意に染まない報道はますますされにくくなっています。

あなたの投票しない一票のために、政府は横暴ができるようになりました。

これを止めさせるには、

自民党の議席数を減らさなければなりません。

あなたの投票しない一票が他の人の投票しない一票と一緒になって、積もり積もって安倍自民党の支配をいっそう強めるのにストップをかけてください。

自民党の議席数を減らすために、あなたの一票を使って下さい。


今度の選挙では必ず、投票してください。