2018年1月10日水曜日

2018年の初めに

明けましておめでとう。
と言える日を過ぎてしまってごめんなさい。


初日

クリスマス休暇は明け、子どもたちも学校に戻り、普通の日々が始まっています。

クリスマスは慎ましくも家族で少しだけ豪華な食卓を囲みましたが、年越しは家でカンフー映画を観て過ごし(私の2018年最初の映画が『カンフー・サッカー』というのは!)、お正月はお雑煮だけは祝いましたが、おせち料理はもとより作らなかったし、公現祭(16日、三人の博士が生まれたキリストを見に馬小屋にたどり着いた日ということで、クリスマスの一連の行事の最後)の恒例のガレット・デ・ロワは家族が嫌いなので食べなかったし、七草粥を作ろうかと思ったけれど二草しかなかったので、どうしたものか迷ったあげく、やはり二草では健康維持にも役立たなかろうと作りませんでした。年賀状ももうほとんどいただきもしないので出さず、ブログのご挨拶も今日になってしまいました。

こうしてちょっと考えると、なんとなく軽く人間失格のような気がしてきます。この落ち込んだ気分を変えるには、明日の鏡開きにお汁粉をつくるべきだろうか… 鏡餅を持っていないのだけど。


歳を取ったということなのでしょうか。年が改まることが、年々、ちっともめでたい気がしなくなってしまっています。父の命日が1229日ということも少し影響しているのでしょうか。そうかもしれないということで少しだけ言い訳にさせてください。

2017年は、一冊の本も出せず、何ということもしないままに過ぎた、今となっては痛恨の年でした。誇れることといったら、夏に始めた水泳ダイエットをやめずに続けていることくらいか… 
水泳はやってもやっても体重は減らず、ダイエットとしては成功していないかもしれないのですが、体重は減らない代わりストローク数は確実に減りました。考えてみれば、水泳をやれば水泳が上達するのであって体重が減るかどうかはそこまで直接的な関係はないのかもしれません…
やっているうちに段々、ストローク数が減るのが楽しみになり、ストリームラインというのを習得したらしくスーッと前に進むようになって、あまり疲れず泳げるようになったので、今ではダイエットは副次的効果として密かに期待はしつつも、メインは健康維持と割り切って通っています。
そして今や、自分はダメな人間なんじゃないかという、ネガティブ思考が時々胸をよぎるときに、私を支えてくれるひとつのよすがともなっています。

なんともお祭りっぽくない年末年始でしたが、三が日は何をして過ごしていたかというと、息子に頼まれて数学の宿題を手伝ったり、チェスの勉強をしたりしていました。数学は家庭教師代を浮かせるため、チェスは息子の挑戦を受けて立つためです。
まさかこの歳になって高校で脱落した数学をやり直すとは思いませんでしたが、息子のためとなると献身的な母親は、けっこう難しかった宿題を全問解きました。40年前にこの熱意があれば国立大学も行けたかも、と40年前に息子がいなかったことをちょっと悔やみました。チェスは息子に2回連続して負けましたが、ふだん使わない脳みそを使ったせいか、痛いわけではないけれどなんとなく脳の筋肉痛のようなものを感じ、これをやっているとニューロンが殖えるのではないか、と感じました。

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