グレゴワール・ドラクールのベストセラー小説、La Liste de mes envies の翻訳、『私の欲しいものリスト』(早川書房)です。宝くじに当たった40代後半の女性が主人公。180万ユーロ〈2億5千万円くらい〉当たったら、自分ならどうするか、考えながら読むのも面白いと思います。まだ新刊で出ているので、本屋さんで見てみてください。
さて、そのヒロインが、お金があったら、亡くなったお母さんに何がしてあげたいかと考えながら、連れて行きたいと思ったパリの「牡蠣で有名な」ブラスリー、「モラール」。ひょんなことから、その店に昨日、行きました。
先週、私の音楽の先生が「これ、行かれないから」と差し出したコンサートの招待状。ちょうど誕生日で、夫の事務所のすぐそばにあるブルガリア文化センターなのでありがたくいただいて来ました。ひどくお手軽なお出かけになりましたが、ベートーヴェンのソナタ27番とシューベルトのソナタD960を聴いた後、「この近くならあそこかな」と夫が連れていってくれたのが、耳に覚えのあるお店だったのです。
クリスマスに家で食べたのよりも大きなオマール、カナダから来たそう。
デザートはシュークリーム。これもお父さんの好物だったなあ・・・ 小ぶりとはいえ、4つはさすがに無理。2つでお腹いっぱいになりましたが、美味しいので3つまで食べて降参。昼にプールに行って運動した分がチャラに。
前にも連れて来たことがあると夫は言うのですが、私はまったく覚えていません。『私の欲しいものリスト』に出て来たことですっかり嬉しくなった今回はしっかり記憶に刻みました。
アールヌーヴォーの内装も有名だそうです。
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